つづきから

1/4
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ

つづきから

ユーマは元々農家の息子だった。家族は父親と母親と兄の4人家族。収穫の時期や野菜の世話など当時のユーマの敵と言えばは害虫だったのだが、自体は急変。村に魔王軍が攻め入ってきた、魔族は村を荒らして周りユーマの家も被害にあった。親と兄は死んでしまい、魔族に復讐を誓うようになったユーマは街に出て兵になった。それから訓練をして積んで、長い年月が過ぎた頃王から魔王討伐の名を受ける。 ユーマ「うっ…ファあぁ」 ユーマは眠りから目覚めた。懐かしい夢を見た家族のこと村のこと、今は夏だから農家も大忙しだった。 腕の立つメンバーでパーティを組み、少数精鋭で魔王を倒し人間と魔族の戦争を終わらせるという作戦とも言えない、無茶な作戦なのだが…。 集められたパーティは剣士のユーマ、女魔法使いのシェリコ、女僧侶のアン、男狩人のカイで、皆んな突然集められた事から上手くはいかなかった。今ではその仲間達との旅も、お互いを理解して背中を預けられる存在になった。 そんな旅の道中の馬車の中 シェリコ「あっ、ユーマが起きた!おはよ!よく眠れた?」 ユーマ「ありがとう、つい寝ちゃったみたい」 カイ「いいんだよ!体力は回復できる時にしとけば!!」 シェリコ「体力馬鹿はいつもイビキがうるさいんだけど?」 カイ「なんだと!?俺の事か!?」 シェリコ「他に誰がいるのよ?」 カイ「なにー!?」 シェリコ「何よ!?」 ユーマ「まぁまぁ2人とも 2人は「ふん!!」と鼻を鳴らしてお互いのそっぽを向いた。ユーマは「ははは」と空笑いをする。 しばらくの沈黙が続くがカイがそれを崩してくれた。 カイ「なぁ、皆んなはこの旅が終わったらどうするんだ?」 シェリコ「急にどうしたのよ?」 カイ「この馬車がついたら人間のいる街は最後だ、ここから先は今までよりも辛い道のりになるだろう?少しでも楽しみがあればこれからの戦いだってやる気が出るってもんだろ?」 アン「…寝る」 カイ「おい、なんだよそれ俺のことは無視か!」     
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!