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「え?なに、なに?」
友達は急に起こったことに頭がついていってないようだったが、私は布団の中でその友達を必死に抱きしめた。
「うう……ごめん……ちょっともう無理……」
私は力を込めた。
"私ひとりではないのだ"
と確かめるようにしっかりと。
そうでなきゃやってけないくらい、私は怖くてたまらなかった。
「しょうがないな……よしよし、私がついてるからね」
心優しい友達はピタリと私に寄り添ってそのまま目を閉じた。だから、私の中で安心感がどんどん増してきて知らぬ間に私は寝息を立てていた。
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