神経症、再び。

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2017年の秋、10年近く沈黙していた神経症が目を醒ました。 年齢は41の時だった。 30代は神経症とは無縁であり楽しく過ごしていたのだが突然、神経症は私に襲いかかってきた。 今度の神経症のタイプは加害恐怖という厄介なものだ。 簡単に言えば、自分の不注意等で人に害を与えているかもしれないという不安が常に心を離れないというものだ。 その為に楽しいはずの人生が楽しめず、ただただ辛く苦しい日々を強いられる。 更に恐ろしいのは体の怪我等と違い、その永遠性にある。 苦しみと、その永遠性を考えると身も心も疲れはててしまう。 2018年の夏を迎えたが加害恐怖はひたすら私に襲いかかってきている。
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