○登場人物

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○登場人物

●百ノ城 壱太郎(もものじょう いちたろう)(18)  父親が鬼族、母親が人間のハーフで、右の額から一本、角が生えている。ジッパングの都市「オエド」で殺陣を学ぶ駆け出しの役者で「桃太郎」の役を目指す。過去に桃太郎に助けられたことがあり、ずっと憧れ続けている。「魅せる剣術」に長けており、カッコよく敵を斬り捨てる方法、派手にやられて見える方法など、あくまで「見世物」としての剣術に精通している。しかし喧嘩は弱く、勝ったことが無い。情にもろく、相手に泣きつかれたり、困っている人を見ると無意識的に助けてしまう。殺陣の師匠でもあった鬼の父・鋼太郎と母・凛子の人柄がとてもお人よしであったため、その教えと影響を強く受けている。最近、亀裂が生じてきた鬼と人間の関係に不安を感じている。少々意地っ張りで見栄を張る癖があり、遊郭などに遊びに行くときは、さも本物の剣客のように振る舞って威張る器の小さな一面も。酒が飲めない。一人称は「オレ」。キレるときに「この~(バカ・ クソ・名前など)ヤロウッ!」と叫ぶ。     
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