○登場人物

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 大妖怪「滝橋の大蛇」に命を狙われたが、妖怪退治の剣客・鶴来夜左衛門に命を助けられる。そのときに夜左衛門から力を引き継ぎ、本物の「桃太郎」を目指すことを決心。とはいえ、まだまだ未熟な剣術のため、夜左衛門の法術と妖刀「喰霊刀(くれいとう)」の力を借りて5分間だけ限界を超えた力を引き出し、最強の剣客になる。しかし、制限時間以上の使用は「喰霊刀」に精神を狂わされてしまうリスクがある。 ●鶴来 夜左衛門 (つるぎ よざえもん)(32)  百鬼夜行の妖怪たちを1人ですべて斬り倒した伝説を持つ、凄腕の剣客。剣豪の最高位の称号『桃太郎』を最年少で持ち、「三日月覆天流(みかづきふくてんりゅう)」という独自の剣術を使う。主に妖怪退治や用心棒などで銭を稼ぎ、各地を放浪としていたが、異国がジッパングを征服しようとしていることを知り、調査に乗り出す。  「オエド」に住み着いた大妖怪「滝橋の大蛇」を討伐する際、現場に居合わせた壱太郎を庇って大蛇の呪いを受けてしまう。大蛇はその後すぐに絶命するが、夜左衛門の身体は大蛇の呪いにより少女の姿になってしまう。体格の変化により刀を振れなくなった夜左衛門は、呪いが解けるまでの間、壱太郎に自身の妖刀「喰霊刀」を託し、師匠となることを宣言。壱太郎に自分の代わりに異国の調査や悪の妖怪を退治するよう仕向ける。法術「祈飛奪魂(きびだっこん)」は相手の精神に暗示をかけて一定時間操ることができ、この力で壱太郎の剣術をカバー。一人称は「儂(わし)」。 ●モモコ 鶴来夜左衛門が大蛇の呪いで変身してしまった少女の姿。見た目年齢16歳。     
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