○登場人物

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「桃太郎(の称号)」が女になったからと、壱太郎が「モモコ」とノリで命名。元々は滝橋の大蛇が化けて男を誘惑していた姿だったこともあり、ツンとした涼しい表情が印象的な美人で、とても妖艶な色気を放つ。華奢な身体で体力はあまりなく病弱。刀を持つのも一苦労。この姿でも戦えるよう筋トレを試みるが、呪いの影響からかまったく鍛えられない。ヘビースモーカーだった夜左衛門だったが、この姿になってから喫煙はおろか、他人のタバコの煙を吸うと体調を崩してしまう。ただし酒には強く酒豪。また、あんこが大好物に。刀は思うように振れないが、持ち前の体術は健在で、大男の1人くらいは軽々と投げ飛ばす。また「祈飛奪魂」をはじめ、いくつかの法術も操ることもできる。一人称は「わっち」。 ●リディアーヌ・ラ・リューヌ(リディ)  異国・アルドラードからジッパングにやってきた魔女。ツバの大きなとんがり帽子、杖を備えた、見たまま「魔女」な格好をしている。年齢不詳の美貌を持つ。が、実はかなり不器用で魔法はほぼ使えない。ジッパングに到着してすぐ、お気に入りの帽子を紛失。唯一得意なのは召喚魔法で、世界各地で捕獲した「リディの魔物コレクション」を呼び出して、自分の代わりに仕事をさせる。アルドラード政府から(勘違いで)実力を認められジッパング侵略の手助けを依頼された。ジッパングで一番の戦闘力を持つとされる「桃太郎」たちを消すことを任務とするが、壱太郎を本物の「桃太郎」と勘違い。さらに行動を共にしているモモコが夜左衛門だということにはまったく気づいていない。また、壱太郎には「カタカナの名前は覚えづらい」と、「魔女ヤロウ」と呼ばれている。それに対し「我は野郎ではない!」と返すのが定石。失敗続きでもなんだかんだ結果を出してしまう幸運(?)の持ち主。日々のストレスは缶ビールの一気飲みで紛らわす。一人称は「我(われ)」(仕事モード)、「あたし」(オフのとき)。     
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