一話 この世界で一人ぼっちの君

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桜母  「お安い御用っすよ。なんたって私たち警察官、困ってる人の助けになるのが仕事っすから。」 枩葉  「まあ、そういうことだ。さっそくですが情報収集しますか、さくらさん。」 桜母  「はいっす。」       慌ただしく動き出す二人――フーラ、二人を見ている。 フーラ 「二人とも、ありがとう。」 桜母  「フーラちゃん何してるんすか?」 枩葉  「ぼさっとしてたら置いてくぞ。」       気持ちが軽くなったフーラ、口角が上がる――二人のもとへ駆け出す。 続く
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