一話 この世界で一人ぼっちの君

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<枩葉、桜母、フーラの家族> 坂井 和彦 、坂井 智香 枩葉の両親。交通事故に巻き込まれて二人とも亡くなっている。この時、5歳の枩葉は一緒にいなかったため無事。 坂井 洋三 、坂井 三子 枩葉の祖父母。洋三69歳。三子70歳。隣町に住んでいる。共に健康。 月路 和彦 、 月路 都 桜母の両親。和彦48歳。都53歳。都市部に住んでいる。二人とも現役で働いている。二人の出会いのきっかけは事件の裁判。 シー・キュウピッツ フーラの孤児院のシスター。エルフ、年齢不詳。とても面倒見が良く、孤児の皆から愛されている。ある日、孤児院の入り口で倒れていた幼いフーラ(4,5歳)を見つけ、親を探すが見つからず孤児院で育てることを決意する。孤児たちにいつも「自分が後悔しないような生き方を見つけなさい。」と言い聞かせていた。 <枩葉、フーラ、桜母とよく関わる人物> 喫茶店のマスター 64歳、白髪のハンサム紳士。 枩葉、さくらがよく利用する商店街の喫茶店のマスター。気さくで、何でも相談に乗ってくれる上に経験者らしいアドバイスしてくれる。過去に多くの苦労(があり、仕事を転々とした後、今の喫茶店に落ち着いた。喫茶店は商店街の人間に人気で、いつでも数人のお客がいる。商店街を出れば喫茶店はいくつかあるが、ここを利用する人はマスターの人柄に惚れて利用している人がほとんど。 奥さんは10年ほど前に病気で亡くなっている。 八百屋のおばちゃん(九都 幸子) 43歳、いつも元気なおばちゃん。 交番のある商店街のまとめ役。頼れるおばちゃん。思い込みが激しいのが弱点。ヤクザだろうと引けを取らない迫力がある。 <フーラと仲良くなる人物たち> 九都 こころ 、九都 めな 八百屋のおばちゃんの娘たち。 12歳。 双子姉妹。フーラに関心を持ってよく近づいてくる。こころは母親に似て活発、めなは何を考えているか分からないミステリアスな子。 七瀬 隆 近所に住む高校生男子。不器用で言葉で何かを伝えるのが苦手。事件に巻き込まれたのをきっかけにフーラとかかわりを持つようになる。 二河 伊智夏 、一重 奈央 近所に住むJK。隆と同じ高校に通うが隆とは交流はなかった。隆と同様に事件に巻き込まれてフーラと知り合いに。また、隆とも仲良くなる。伊智夏は仕切りたがりで隆と対立することもしばしばあり、奈央は自分の道を行くマイペースなタイプ。
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