第1話「異世界にはマンガってないんですか」

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 高校生にしてマンガ家。18歳、女性。身長150cm。幼い頃からマンガが大好きで、小学校に入る前からノートに鉛筆書きでマンガを描いていたほど。中学生になったころから雑誌への投稿を始め、高校に入ってからは出版社への持ち込みもするようになったが、どこからも色よい返事をもらえなかった。あざみの将来を心配した両親は「高校生のうちに自分の単行本を出せなかったらマンガ家はあきらめて、大学に進学しろ」と厳しい条件を課したが、中林があざみの作品に興味を持ち、月間「コミックエトモ」での執筆を依頼したため高校2年生で連載作家に。そして高校3年生の3月、ついに初単行本を出すこととなった。趣味は昔の名作マンガを読むこと。好きな食べ物は甘いもの全般。 高津 珠羅(たかつ たまら)  グラフィックデザイナー。25歳、女性。身長162cm。中林の高校時代の同級生。美大のデザイン学科を卒業後、在学中からバイトしていたデザイン事務所「パディフィールド」にそのまま就職。同事務所は珠羅のほかにチーフデザイナー(社長兼任)1人、デザイナー2人、経理兼営業兼その他雑用担当1人の小規模事務所。珠羅はこれまでアシスタントデザイナーとして皆のサポートを行っていたが、『みっつのお茶屋さん』第1巻で初めて自分ひとりで装丁デザインを担当することとなった。剣道三段。好きな食べ物はカレー。 アオイ=ド=スー  「次世代の吟遊詩人」を自称する旅の少女。外見年齢16歳程度だが、自身の生まれ年、誕生日を知らない。背中に大きな羽根を持つ亜人で、二階建ての建物の屋根に飛び乗れるほどのジャンプ力がある(飛行能力はニワトリ程度。長い距離を飛び続けることはできない)。紙芝居のような絵物語を自作しており、それを街中で読み聞かせることで路銀を稼いでいる。央たちが転生先の世界で初めて出会った、日本語を理解する人間。 ■第1話「異世界にはマンガってないんですか」     
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