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冷蔵庫から甘い紙パックのコーヒーをグラスに注いで部屋に持ってきた。
本当はこれくらい甘いコーヒーが好きだったりする。
ブラックコーヒーの味なんてわかるのはもう少し大人になってからでいい。
高木のアカウントを登録して、スマホをベッドの上に放り出した。
彰といい姉貴といい、そもそも高木みたいな子が俺の事なんて相手にするのか…。
俺はベッドに体を倒して天井を見た。
本当に好きなモノを聞きたいだけだったらどうするんだよ…。
格好悪くないか…俺。
俺はそんな疑問に苛まれながら目を閉じた。
午前中の練習の疲れと冷えた部屋の心地良さでまどろんだ。
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