チョコミントの日

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そうなんだよ…。 高木からしてみれば、俺の好きなモノを聞く事なんてどうでも良くて、こうやって俺と会話をする事が目的だったんだ。 そしてそれが普通の事で、高校生らしい事なのかもしれない。 このSNSの向こうで高木もドキドキしながら待っている筈だ。 このまま俺が返信しなかったら高木は死んでしまうかもしれない。 それくらい心臓はペース配分を間違っている筈だった。 今の俺にはそれがわかる。 それは俺も同じだから。 大人な俺はすぐに返事をした方が良いのだろうか。 答えはすぐに出た。 良いに決まっている。 よし、行こう。 とりあえず二口目も食べれるチョコミントアイスを食べに 今の俺の精一杯の返信だった。
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