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そこからの延々と高木とのやり取りは続いた。
しかしその内容はどうでもよかった。
俺は高木とSNSで会話をしながら近くのコンビニへ走った。
そしてありったけのチョコミントアイスを買った。
背伸びした分の代償をちゃんと払わなければいけない。
それが大人ってもんだ。
そしてそのチョコミントアイスの味がそんなに悪くないって思ったのは俺があの時より少しだけ大人になったからだろうか。
高木とのデートでチョコミントアイスを食う事は出来そうだ。
そしてそのデートも無理に大人ぶる事はない。
チョコミントアイスと同じ様に、徐々に慣れていけば良い。
それが大人になる事なんだから。
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