新世界物語

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 その日の夜は虫の鳴き声一つないほど静かだった。女戦士はベッドで横たわりながら、物思いにふけっていた。 ―もうパンクの命も長く持たないだろう。せめて、あいつの夢をかなえることはできないのか―  女戦士はそう思いながら眠りに付いた。
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