第1章

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ボクが異世界で狩られる理由(水香九理) 【あらすじ】  合気道の達人に憧れる高校二年の百川桃太は、ある日、異世界に連れ去られる。そこで桃太は、30年ぶりに復活した祭祀のために、7人の騎士に狩られる供物(獲物)にされる。  この祭祀を復活させたのはゾア王。ゾア王は、桃太が期限の37日間を逃げ切るか、7人の騎士を打倒し場合は、一つだけ願いを叶えることを約束する。  最初は、元の世界に帰ることだけを目標に逃げまわる桃太だったが、かつて供物だった海渡に助けられたことによって考えを変える。自分が勝者となって、この祭祀を終わらせることを考えるようになる。  桃太は、少林寺拳法と合気道の技を駆使して追手たちと戦う。そして、37日目に、最強の敵、ガランとウイノラを下して、ゾア王に願いを叶えさせる。 【登場人物紹介】 百川桃太(17):主人公。高校二年生。武術少年 ゾア(54):異世界の王。身長2mの大男 キレキロ(68):宰相 ミケ(14):博士。メガネ女子。小柄 ベンジャミン(61):36年前に供物としてさらわれた隻腕の老人 海渡靖(50):30年前に供物とされた男。過酷な状況に耐え切れず発狂 【追手の七騎士】 ウイノラ(21):平民の女剣士。普段は髪で左目を隠している。祖父は元供物 アルバ(22):ゾア王の末子 ガラン(24):将軍の家柄。身長2m超の巨漢 ミドル(21):貴族 ゼータ(24):貴族 プリシ(22):貴族 ナナン(20):貴族 マテアラ(17):桃太に一目惚れした少女。一方的に結婚を宣言 マルマロス(40):マテアラの父親 ムーラ(35):マテアラの母親 サノー(5):マテアラの弟 ジン(17):マテアラの従弟 マーカス・エイゼンシュテイン:元供物。ウイノラの祖父 滝田(17):桃太の級友 梶谷(17):桃太の級友 鈴木(17):桃太の同級生 北川(17):桃太と同学年 哲郎(49):桃太の父親 八重子(48):桃太の母親 市子(25):桃太の姉 礼一(22):桃太の兄 宿屋の主人 近所の住人(A→J) 料理店の店主 三人の通行人 医師 看護婦
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