フリクション

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フリクション

魔が差した、と言えばいいのだろうか。 僕は、中谷裕子の処女を奪ってしまった。 先週の金曜日、6限目の体育の授業が終わり、 体育委員の僕と中谷裕子は2人で体育館倉庫で用具の片づけをしていた。 7月の晴れた午後。蒸し暑い体育館倉庫。 後ろで束ねた艶やかなロングヘアー、汗ばんだ首元、体操服から透けて見えるブラジャー、透き通るほど白くて張りのある太もも。 暑さと体育の疲労もそっちのけで僕は中谷裕子の体操着姿に欲情してフル勃起していた。 「ちょっと手伝って」 中谷裕子はバスケットボールが入ったボール入れを倉庫の奥へと入れようとしていたが、 他の用具が邪魔して奥へ入れれないので倉庫内を整理し始めた。 「別にそこまできちんと片付けなくてもいいんじゃね?」 僕は勃起して体操ズボンがテントを張ったようになっている下半身を見られたくなかったので、やり過ごそうと倉庫からそそくさと出ようとした。 「あー、田中君ちょっと待ってよー!」 中谷裕子は僕の腕を掴んで引き寄せた。 女の子にしては結構強い力だったので僕はよろけて彼女を押し倒しながらこけてしまった。 仰向けになった中谷裕子に覆いかぶさるような格好となり、     
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