エピソード1 少女

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 今日から私は高校生になるんだ! 一番友達がたくさんいくって言ってたから 私もそこにしたんだ。  校長先生との交渉は大変だったなー。 まあ普通学級に行くんだから当然か。 私もその立場だったら絶対困るしなー。 でもなんとか了承を得ることができたんだ! そんなこんなで今日は入学式。  いつも私は車で登校。 本当は満員電車とかも乗ってみたいんだけど。 さすがにそれはダメって言われちゃった。 まあ、そんくらいはいっかって思うけど。  「本当に大丈夫?   新しい学校でいじめられたりしないかしら?」 お母さんが心配そうに後ろを向いた。 私は座席から少し乗り出し、 お母さんに近づき、言った。 「大丈夫だって! だってみんなもいるんだから!」 そう?なんて言いながらお母さんは車を走らせた。
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