突然、同居です

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「お茶どうぞ。 そういう事でアシスタントだから、何でも言って下さいね。」 山元の妹の和恵が温かいお茶を入れてくれた。 肩にかかる位の黒髪、化粧気のない顔、兄の山元義和と良く似た一重の目。 いかにも部屋着と分かるスエットの上下。 身長は俺の肩位に思える。 美人の部類ではないのが、緊張しなくて助かった。 しかし、ズブの素人がアシスタントって、どう使えば良いんだ? コピー取りとか、そんなもの位か? まあ、大して働かなくても社長の親族だから問題ないのか? う~ん、まあ、明日考えるか。 彼女の作った夕食をご馳走になった後、シャワーを浴びて眠りについたのだった。
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