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翌日、夏菜子はハロルドに連れられ本屋に向かった
普段は漫画しか買わない、正直あまりオシャレにうとい夏菜子だったが、この日はハロルドに促され、オシャレ雑誌の売っているエリアに足を踏み入れた
夏菜子を見て、雑誌を見て、ハロルドはいくつかチョイスして夏菜子には買う様指示を出した
買ってどうするんですか?
お前は馬鹿か?
これ見て勉強するんだよ!!男を落としたいんだろ!
あれ?
夏菜子はふと疑問に思ったことを聞いてみることにした
ハロルドの能力で、すぐに仲良くさせてくれるんじゃないの?
はぁ?!お前はそれで良いのかよ
そんな棚ぼたで何の努力もせず得た幸せに何の意味がある
本当に大切に出来るのかよ
本当に欲しいものはてめえの力で手に入れないとダメなんだよ
まずお前は見た目がださい、髪をボサボサ、肌も汚い
何の手入れをしてないのがバレバレだ
そんなんで人に好かれようなんて甘いにも程がある
まずその根性から叩き直してやるから覚悟しろ!
早口でまくしたてられ思わずハイ!と返事をしてしまう
まずは買ってこい!
ハイ!
ハロルド教官のスパルタ特訓が始まった
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