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あらすじ
とある理由により、死を迎えてしまった主人公「加世堂 経明(かせどう つねあき)」
死後の世界で出会ったのは、見た目は少女の自称神様「ナユタ」
手違いで死なせてしまったお詫びとして、現世か異世界、好きな方で人生をやり直すチャンスを得る。
そこで異世界を選択し、一から人生をやり直すはずが、自立人形(オートマトン)として転生することに。
もう話す機会はないと思っていたナユタの協力の下、少しずつ現状への理解を深めるツネアキ。
転生時に取得したスキル・祝福の確認を終え、さてどうしたものかと考えているところに、新たな人影が。
長い耳と整った顔立ち、ファンタジーではお馴染みの種族、エルフがそこにいた。
初めての人との邂逅を喜び、コミュニケーションをとろうとするのも束の間。
敵意を露わにしてこちらへ襲いかかってくる女性エルフ。
水魔法スキルを駆使し、なんとか話し合いに持ち込もうとするも、相手は聞く耳を持たない。
そうこうしている内に魔力切れを起こし、倒れてしまうツネアキ。
一巻の終わりかと思われたが、エルフと出会う前に心を通わせていた動物たちの取り成しのおかげで、一時休戦へと至る。
彼女が襲ってきたのは、自分たちの住む村へ魔物をけしかけている犯人が、ツネアキだと勘違いしたことが理由だった。
自分は犯人ではないと説明するも、お互いに譲らないまま平行線となる。
そこでエルフの娘――ラズリアは、長である父に判断を仰ごうと、ツネアキを自分たちの村へと連れて行くことに。
村の住人達は人族ではあるものの、獣人や僅かばかりのエルフのみであり、人間の姿は確認できない。
彼らはある団体の活動によって人間不信となっており、村を訪れた主人公は、とてもじゃないが歓迎されているとは言い難い。
身の潔白を証明するため、ツネアキは村の抱える問題の解決へ乗り出す。
斜に構えて素直じゃない、でも困っている人を見て見ぬ振りは出来ない。
そんな中身三枚目の主人公が描く、異世界転生モノです。
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