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何処 吹く 私風。
笑い話みたいに、聞いて下さい。
突風みたいな 強い風 を・・
全身にあおりながら
私は、
体を前に倒して しのぐ・・
踏み込む 足を、地面に 着けようと
足を上げる。そうすると・・
また強く・風が吹き付けるから
上げた足が ふらつくんだよ
そうしたら
余計に、力を入れて踏ん張る。
次に
両手を、顔の前に 上げ
顔にかかる風をよける。
強い風は意地悪だ
少し素直になれなくて、
回り道ばかりしてきたから、
吹き付ける
相風が わからない
向かい風、
突風みたいに時折、吹き付ける
最近は顔の前に手をかざすだけでは
だめで、手のひらで、顔を覆ってしまう。
そうすると、前が見えない
前が見えないから、余計に
とどまるんだ
たまに穏やかにそよ風が、舞う
その時決まって、気になるんだ
誰かが、泣いてる声がして、
そうしたら、そこへ
私は・向かい
また 突風が吹き荒れ ふぶく
ほら、笑えるでしょう。
北風は、私を、許さない。
太陽は、みえない。
仕方がないから、、私は・風になります。
私風になり、
いつか自由に そよぎ渡りたい
出口のみえない。迷路の中を…
夢みたいなこと。
笑える話、聞いてくれてありがとう・・・
ありがとう。
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