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「お前、スゲーな!やるじゃん!!」
一人が濃紺色の瞳をもつ者の側へと駆け寄った。
が、しかし その者は無視するように2階を見上げながら瞳を細めて微笑んだ。
ボソッ
「…見つけた……」
「ん…?何か言ったか?」
「え?何も言ってないよ?」
「そ?じゃ いいや。それにしてもスゲーなお前!!バスケ部来るか?てか、来いよ!」
「いや…遠慮するよ。」
「そんなこと言うなって!惜しいぞその才能!」
「…ありがとう、でも僕は家の都合が……ね。」
「………そっかぁ。でも、良かったらいつでも声かけろよ!」
待ってるゼ! と声を残しその者は去っていった。
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