設定 [地理・超典種・政治・Ⅰ~Ⅲに登場する機体]

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[超典種] 一部の古い文献には『超展種』の表記も見られる。 紀元前約4000~5000年に最盛期を迎え、その後、進化の袋小路に突き当たって滅んだ(古超典種)。 ほんの数えられるほどの人数が残されている事が近代になって判明(信憑性の怪しい伝説や噂は中世の頃からいくらでもあったが)。色々あって、ひどく弱体化した残滓として息を吹き返し、再び数を増やしていった。 古代の超典種と現在の超典種は能力も、生物としての生態もまるっきり異なっており、現超典種を超典種として認めない人間が多い。それは、地球ではごく一般的な意見である。故に、現超典種に好意的な考えの人々も、古超典種、現超典種と区別して分けている。 たとえそうだとしても、現代の超典種が他人種とは隔絶した身体能力を持っている事は、否定しようがない事実である。 ◆ 現在の能力 成層圏から自由落下しても重傷にはならない マグマに手を突っ込んでも、「熱い」と言うが耐えられる。電子レンジでチンした後の皿を持ち上げた時、「熱!」という程度。 金属を加工するときは、厚手の手袋や器具は使わず、赤熱する金属を素手で掴み、素手で打つ。もちろん熱いはずなのだが、その仕事に従事している者は慣れているので平気。 魔法は広く浅く使えるが、この星の核の影響で元々魔法は大して使えない環境なので、誰も自分の魔法能力の程度を知らない。 ◆ 性格的特徴 とにかく滅多な事では死なない為、色々な所が緩い。一例として組織化や法制化もあまり細かい所まで作り込まれる事がない。組織や法は弱者を守る為という面があるからだ。 [政治] 超典種の住む葉星に中央政府は存在しない。 最も大きな常設組織は町ごとにだいだいある(無い場合もある)町役場。それでも町長はいない。 国連や大国が送り出した領事館が存在する。 ・全町連(全国町役場連合会議) 非常設、不定期のこの星で唯一の全世界レベルの会議。 十数年に一度程度でしか開かれない。 基本的にほとんどの町役場は全町連の会議が開かれる都度、代表者をその場で決める。滅多に無いため、持ち回りにしている町役場は少ない。くじ引きやじゃんけんで決めている役場が最も多い。
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