あらすじ

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虎竹川理人は、剣道の名門である虎竹川流派の御曹司。 全国大会に挑んだ12歳の年、呪いにより腕を操られ試合場で暴走。幼馴染の涼宮小夜に竹刀で大怪我を負わせてしまう。小夜の右手は再起不能になる。 そのことが原因で、剣道から手を離す理人。 5年後、勉学もスポーツも身が入らずだらしない生活を送る理人。久しぶりに竹刀を手に取ろうとするが、トラウマが蘇り握ることができない。剣道を再開したい気持ちと、もう誰かを傷つけたくない狭間で苦しむ。そんな様子を見た小夜が、涼宮神社の祭祀のあとに理人に伝えたいことがあると神社の近くにある湖の祠に呼ぶ。 そこで小夜から告白される理人。小夜の告白の返事をしようとする理人だが、突如現れた大男に小夜が殺されかける。メントスと名乗る男に、理人の父親の形見だと日本刀を渡される。 小夜を助けるために刀を手に取るが、あの時の悪夢が蘇る。メントスは理人の姿を見て、理人を湖の中き投げ落とした。理人が落ちた湖の底は、異世界へと繋がっていた。理人の腰にはなぜか父の形見の日本刀、虎魄丸が差さっている。理人が落ちた先はシエルの神が住む雲の上だった。シエルの神から情報を得て地上に降り立つ理人。
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