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「この学園には順位みたいなものが存在する。今私が付けているSと書いたバッチ、Sバッチと言う物が順位を表している。因みに私のSはランク順で言うと一番上の階級だ。S A B C ? この五つの順で分かれている。最初は?からスタートだが早ければ明日からC~Aになるやつもいる。その訳は明日早速、実力テストと契約召喚魔道術テストが行われる。最初のテストはかなり重要だから気を引かない事だ。では各自今並んでいる列の先頭に教師がいると思う、教師についていきクラスに行くよう。以上。」
明智は演台から降り、その場から姿を消した。そしてクラスに行く最中、マサトが雫に話をかけた。
「なぁ雫、契約召喚魔道術ってなんだ?」
「えっ、そんなことも分からないの?えっとね、ええっと…なんだっけ。」
「なんだよそりゃ。」とため息をついたとき後ろからひょこっと同じクラスであろうと思われる男が出てきた。その男は髪は金髪でちょいツンツンヘアーで決めている様子だ。顔立ちはまぁ普通で良くも悪くもないが体格は断然いい。
「うお、急にびっくりするじゃねえか。」
「わりい、わりい。召喚魔道術の話をしていたのが耳に入って聞いていると二人共訳が分かってない様子だったから話そうかと思ってさ。この場合初めましてと名前だよな。」
「お、おう。」(なんだこいつ、気圧が雫並みに強いな。)
「改めて言うよ、初めましてお前らと同じクラス滝川 銀也だ、宜しく。銀也と呼んでくれ。」
「よろしくな、俺は比嘉頼マサトだマサトでいい。そして俺の横にいるのが宮本雫だ。」
「雫でいいわ、よろしくね。」
「マサトに雫ね。分かった宜しく。」
軽く自己紹介を終えた後マサトが話を切り替えた。
「それで召喚魔道術の話をしてくれ。」
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