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あらすじ
ある日、無実の少年に死刑が下された。
それに誰一人反対することなく、死刑は実行された。が、その当日に大地震が起こり、少年は生き残る。
その後彼は『生の神』と出会い、自身が死刑になった真の理由を知り、絶望し、そして、ありとあらゆるものに魔力が宿る世界に転生してしまう。
少年ことリョウは、自身の、魔力がゼロで手から魔力を吸い取るという体質に苦しみ、それを抑える手錠はめ、最下位階級の皆と協力して上を目指す。
最上位階級の生徒の邪魔を受けながらも、着々と団結力を深め、強くなっていく皆。
結果的に対抗戦で上位階級を打破することに成功するが、そこでリョウに恨みを持つ者の襲撃が。
普通ならあり得ない死亡まで発生するなか、奮戦するリョウだったが、手錠が邪魔で満足に戦えない。
妹であるユノにそれを外してもらい、さあこれからと言うときにリョウの背中に深々と凶器が刺さる。
死んだと敵が確信するなか、リョウは自身も知らなかった、心臓に封印されていた魔力を使い敵を一掃。
しかし、それを前世と重ねてしまう。
その強さにクラスの皆と距離を取ったリョウは、生徒会による報復にユノと共に参加する。
生徒会長であるシハル(生の神)の策略で万事優位に立つが、襲撃したアジトで全ての元凶である『死の神』と邂逅。
彼の権能により大苦戦を強いられ、生徒会のメンバーの殆どとユノを犠牲に、リョウとシハルは逃走。
その翌日、死の神が学校で開かれていた集会の場を襲撃し、演説する。
リョウこそが地震発生の元凶である、と。
そのように考えるよう、前世の記憶も呼び起こし揺さぶりを掛ける死の神だったが、一人の生徒の反抗から形勢逆転し、逆に窮地に追い込まれる。
先の事件で剥奪されていた『生の神』の権能を取り戻すため、彼女とリョウは評議会へと赴く。
その数日後、リョウ(最下位階級)とユノ(最上位階級)の最終決戦を、シハルが眺めていた。
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