2人が本棚に入れています
本棚に追加
〔んー、学校の方もやばいんだよ。〕
〔あー、それで電話してきたのか?〕
〔あぁ。じゃ、成矢にやらしておくよ〕
〔そうしてくれ。〕と、言うと”あぁ”と兄貴に 返しながら電話を切った。
俺は理事長室に入りすぐに兄貴に連絡をしたものだから皆は座っていたので空いている椅子に座り理事長に向き合った。
理事長は少し戸惑いながら俺達を見る。
何かを迷っている感じを見受けられた。
「理事長…??」
「あぁ、少し口調を崩して話すよ?」
「あぁ。」
「あのな、情報室に侵入者が現れて何かの情報がコピーされてしまったんだ。笹久保君達や私・梓先生は入れる様になっているのだが、他の生徒や先生達は入れないんだ。」
「っ…、どの情報かが分からないんですね?それは少しヤバいですね。俺達の情報だったらって思うだけで鳥肌が立つ。」
俺達の情報は悪用されそうされる可能性がある。
「理事長、今なら俺達の授業数免除の手続きをよろしくお願いします。」
「あぁ、分かった。」
最初のコメントを投稿しよう!