月の香りを知る時

「誰かを愛することは、とても重い。それでいて時折、死にたくなる」

浅ノ月

恋愛 完結
13分 (7,426文字)
三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第79回「私の死んだ理由」投稿作品

6 30

あらすじ

 空が好きなのかと僕が問えば、彼女は「ええ」と答える。 「溶け込めるような気がするんだよ。空は輪郭がない。ぼやぼやっとしている。際限がない。人の形をしていることがもったいなく思えてくる」 「哲学的

感想・レビュー 0

感想・レビューはまだありません