第3話 ギルドの初仕事

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そう、水晶玉は模擬戦の時に使用され対戦途中に体内にある魔力を図る便利な道具だが、その水晶玉が今回リュウノスケの魔力量が半端なかった為ヒビが入り真っ二つになってしまったと言う。 「…恐らく彼の力は本物だ、もしかしたら今後三本の指じゃなくて4本の指となりその一人なるかも知れない。取り敢えず水帝とクリスティーはこの事を公表しないように」 「「分かりました」」 リュウノスケはそのまま医務室に運ばれて、目を覚ましたのが1時間後だった。 「うっ。ここは…」 「お、やっと目が覚めたかリュウノスケよ」 そこには白と黒のツートンカラーの髪の色をした30代前半の男性が座っていた。その男性の頬には縦線に古傷が出来てあり体は仕上がって居るのだが、その割には目付きは優しい感じがする。 「あ、あの貴方はどちら様ですか?僕はどうしてここに?」 「まぁ戸惑うのも無理ないよな、俺はここのギルドマスター総帝騎士団団長のアール・カリスティア、スティアの呼んでくれ君の模擬戦は見させて貰ったけど何と言うかリュウノスケ、 君の能力、魔力、パワーは桁外れだ。」 「え、そ、総帝団長ですか?!何かいきなりの展開過ぎて頭が回らない。僕も自分があれ程の魔力を打てるとは思っていませんでした。(桁外れなのは神様のおかげって訳ね、あの人どんだけ力蓄えてんだ。)」     
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