俺らが勇者召喚、だと!

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俺らが勇者召喚、だと!

俺、天宮 悠里(あまみや ゆうり)。 ごく普通のオタクだ。異世界転生だとか勇者召喚だとかのラノベをよく読んでいる。 俺はいつも通り学校に来ている。 「おはよー。」 「おう。天宮。今日は寝坊してこなかったのなw」 「まぁ、お金がなくて新しいラノベ買えなかったからなぁ。」 こいつは野球部のエース、新谷 岳(しんたに がく)だ。 俺の幼馴染で親友だ。 「おはよう!天宮君。今日は寝坊しなかったんだね!えらいえらい!」 「おはよう。優紀さん。俺って寝坊ってイメージなの??」 この可愛らしい女の子は、真藤 優紀(しんどう ゆうき)さん。 このクラスのマドンナ的存在だ。 俺にまで優しく接してくれるなんて、なんていい子なんだ。(泣 「おい。真藤さんに近づくなよ。真藤さんが汚れるだろ!」 まぁ、こんな奴がついてくるが、気にしない気にしない。 だが、優紀さんに被害があったらいけないな。 「優紀さん、こいつの相手してあげなよ。 モテない上にこんな性格だから可哀そうw」 「もう。弥生君の悪口言ったらだめだよ。天宮君。」 おっと、このクズの紹介を忘れていた。弥生 昌(やよい あきら)。 その名の通り、クズだ。     
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