7人が本棚に入れています
本棚に追加
*°Side浦田*°
ちあき。
君はみんなより少し遅れてAAAの一員になったね。
そしてみんなよりはやくAAAから卒業してしまったね。
そんな君はどんな思いでこの決断をしたのか、俺が考えてるよりずっお辛く、悲しく、それを超える覚悟があったんだと思う。
宇野ちゃんが言ってた、ちあきとの時間には名前があるって。
だから今はきっと名前が無い夜を過ごしてるんだろうけど、そしたら俺がそばにいるよ。
隣が空いた宇野ちゃんも、隣の少し先を歩いたちあきも、俺にとっては愛しいことに変わらない。
きっと宇野ちゃんの愛情とはまた違った愛かもしれないけれど、いろんな愛のカタチを受け取ってほしい。
ずっと君が卒業してからどうしていこうか考えていたけど、やっと見つかった。
いつもちあきのことを見守ること、宇野ちゃんが女子ひとりでも寂しくないように心がけること、しんじろーやしゅーた、日高がちあきがいなくてつまらないとか言い出さないようにすること笑笑
そして、なによりもちあきの卒業を悲しんで、誰よりも後押しをしてくれたたかひろの隣にい続けること。
それが俺のやるべき事で、俺のネガイ。
だからきっといつか、戻っておいで、ちあきの戻ってくる場所はいつでもある、いってらっしゃい。
最初のコメントを投稿しよう!