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あまりの気持ち悪さに動けなくなったわ。荒い息遣いに混じって続く、ぬちゃ、にちゃ、という舐めるような音。べたべたの唾液をなすりつけて、それがとても美味しいものでるかのように繰り返されるの。
舐めるというより、舐めまわす、って言った方が正しいような気がする、そんな音。それが、留守電の限界時間――十五分間、ずーっと、ずーっと続いているのよ。どんどん息遣いは興奮したものになっていって、段々と笑うような声が混ざっていって――。
ねちゃにふーふーにちゃぐすふふねちゃにちゃぐちゃねろふーぐちゃふふふひひねちゃぐちゃにちゃにちゃにちゃべとねろふーはーぐちゃひーひーぐたねろべろにちゃぐちゃふーひーふへへぐふふふひひひひひひゃひゃひゃふふふふぶふふふぶいひゃひゃぐははっふひひひひおほほほおぐふふふふひひひひひはははひゃひゃひ
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