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「くっそ、あの先公マジムカつく!! 上の立場だからってえらそーにしてんじゃねーよ!!」
今日もミサりんは憂さ晴らしに周りのモノを蹴散らしながら仲間と夜の住宅街を歩く。
そこにはミーも一緒にいた。
いや、着いて来させられたのだ。
仲間達の、荷物持ちに。
「友達でいたいなら言う事を聞け」だって。
ねぇ、ミーとユーは本当に友達……
なんだよね?
「もー、ミサ落ち着きなって。タバコでも吸ってストレス解消しなよ」
「あぁ……そうすっか。……おい、結愛テメェ買って来いよ。金あるだろ?」
ミサりんが、ミーの肩に手を廻しながら囁くようにそう言った。
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