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僕はそんなあなたの言葉に救われました。
別に学校生活で宇宙人のままだったっていい。
あなたがいてくれるのならそれでいい、と。
そしていつからか単にあなたに会いたくて毎日学校に通う、そう言っても過言ではありませんでした。
そんなある日、僕をクラスメイトがこう揶揄いました。
「おい、宇宙人が式部と仲良く交信してやがる。」って。
『式部』はあなたの渾名でしたね。なぜあなたが式部と呼ばれるかを考えたことはありませんでしたが、紫野という苗字を知るきっかけとなりました。
話を戻しますがその時、僕はあなたにこう毒づきました。
「百数十年前のゴミダメの上に住んで偉そうにしてるクソ田舎野郎が偉そうな口を叩いてはりますわ。」
その時あなたは僕に軽蔑の目を向けたのを覚えています。
「そんなことを言うなら、あなたもみんなと変わらないじゃないですか。」
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