3・認められる喜び

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「それができないのが中央区人 ぶつかり合ってなんぼって意識が根付いてるんだよね 昔はそれで良かったけど、今の中央区には必要ないし、まだみんなも今ある街での生き方をわかってないんだ 街の再生改革からまだ4年くらいだし、街も人も発展途上中なんだよな だから、ささいな揉め事は頻繁にある 仲間うちでも、相手が誰であっても、自分が納得できない時は思いをぶつける」 「…」 「俺は、それでいいと思ってる だからお前もお前らしくいればいいよ それを誰かが批判することは絶対にない だから感情押し殺して我慢することない 出していいんだよ、戸塚幹ってのを」 心の中を見透かされてるような気分になった どう頑張っても認められなかった今まで。 自分を押し殺して当たり前で、憂さ晴らしはゲーム感覚みたいにする狙った人を落とすこと…
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