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「お前そりゃみんなに可愛がられるわ
うける
いーじゃん
そっか」
「上手く隠してきたから、中央区でも同じようにできると思ったんですけど、ナルさんがいちいち人の心情に気づくから。
つい本性が」
「良かったな、ナルがいて」
「あ……すみません
仕事中なのに…
チーフが、です」
店長はニッコリ笑うとバインダーを手に取った
「あとどのくらい給与が増えたら、財布の中身と格闘しないで生活できる?」
「2万くらいです」
答えた瞬間、店長がギョッとした顔で俺を見た
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