4・再会

14/19
前へ
/579ページ
次へ
「お前そりゃみんなに可愛がられるわ うける いーじゃん そっか」 「上手く隠してきたから、中央区でも同じようにできると思ったんですけど、ナルさんがいちいち人の心情に気づくから。 つい本性が」 「良かったな、ナルがいて」 「あ……すみません 仕事中なのに… チーフが、です」 店長はニッコリ笑うとバインダーを手に取った 「あとどのくらい給与が増えたら、財布の中身と格闘しないで生活できる?」 「2万くらいです」 答えた瞬間、店長がギョッとした顔で俺を見た
/579ページ

最初のコメントを投稿しよう!

222人が本棚に入れています
本棚に追加