第一章 PT結成!

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「もしかして、あんちゃん登録試験を受けに来たのか?」 「え、あ、はい……」 つい、受けようか迷っていると言えず「はい」と答えてしまった。 すると、オッサンは俺の肩を叩き、豪快な笑い声を上げた。 「そうか、そうか。あんちゃん、随分不安げな顔してんな。登録試験はそんなに難しくねぇよ。だから、安心しな」 「え、かなり難しいんじゃ……」 「筆記、面接、実力の3科目の内実力試験に合格していれば良いんだから、楽なもんよ」 え、聞いた話しと違う!? 「3科目全てに合格しなければならないんじゃないんですか?」 「誰から聞いた? その話し」 「えっと、知り合いの冒険者からです」 そう答えると、オッサンは何か納得したような表情をつくった。
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