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「冷たっ!?」
突如頬に押し当てられた物体の冷たさに驚き、跳ねる様にその物体から距離を取った。
「お待たせ、罰ゲームの飲み物買ってきたぞー」
その物体の持ち主の間延びした声、それが待ち合わせていたあいつの物であることを確認し、小さくため息を吐きながらそいつに向き直る。
「おせぇぞ、待ちくたびれた」
「無茶言うなよー、ドクパーパッターは三つ先の自販機にしかないんだからさー」
へらへらと間延びした声でそう告げたあいつが握っている缶ジュースを一本ふんだくり、プルトップへと指を掛けた。
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