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― 迷宮攻略双魚宮 ―
迷宮内では魚型のモンスターが襲い掛かってくる。そして迷宮最奥で現れたのは双頭の大魚ガルガドンだった。一行を魚の嵐が襲おうとしていた。
「グィィィィィィ」
双頭の大魚は真っ二つになった。
「一体何が起こったんだ」
「久しいな小僧」
「おまえはグラードか」
「おまえが来るのを待っていたぞ。集めた封印石を全て貰おうか」
「誰が貴様なんかに。大体この石をどうするつもりだ」
「異界の魔物を我らの傘下に収めるのよ。晴れてこの世は魔王様のものに」
「させるか。その大魚の球石を渡してもらうぞ」
「おまえにはこのキズの借りがあったな。身体中切り刻んでくれるわ」
無数の斬撃がレイアスを襲う。
「くそっ。重い。さばききれない」
「終わりだ食らえ。ダークスラッシュ」
「避けられない・・・・・」
「レイアス援護します。主よ、ホーリィスマイト」
聖なる一撃がグラードを襲う。
「くそっ卑怯だぞ」
「チャンスだ。行くぞ奥義クロスフォーチュン」
「ぐわぁぁぁぁぁぁ」
後ろの壁に衝突して瓦礫の中に消えた。
「危なかった。ありがとうイリス」
「よかったわ。レイアス」
瓦礫が吹き飛ばされる
「まて貴様ら。まだ終わっていないぞ」
「しつこいな。止めを刺してやる」
一触即発。
「待ちな」
新たな声
「お前はニーアか」
「邪魔するな。レイアスはここで殺す」
「グラード引くよ。その傷じゃあ勝てないよ」
「馬鹿なことを言うな、まだやれる」
「仕方ないね」
耳元で何やら囁く
「・・・・・・・・・・」
「じゃあね。ナイアス。またいづれ」
「逃げられたか。まぁいい。これで全ての封印石を集めることができたぞ」
大魚の球石をゲットした。
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