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暗黒竜と対峙する。
「全員で一気に決めるぞ!」
「シャイニングアタック!凍てつけホワイトアウト!轟けジャスティスブレード!爆殺ニトロクラッシュ!くらえ魔竜破斬!グラビティホール!」
光が、絶対零度が、正義の嘶きが、爆圧が、竜殺しが、重力球が、暗黒竜に収束し激しい爆発が起こる。
「やったか?」
煙の中から暗黒竜が現れる。
「くそっ、効いてないか。手応えが・・・・・」
「・・・・硬い」
「竜殺しが効かんの」
「暗黒属性にオリハルコンの鱗。もう帰っていいかしら」
暗黒竜の口が黒く輝きだす。
「来るぞ!全員散開するん・・・・・・」
「間に合わないわ!精霊石よ」
淡い結界で覆われる。
「ダークソウルフレイム」
暗黒竜から黒の奔流が駆け抜ける。
「グワァァァァァァァ」
・・・・・・・
・・・・
・・
「ううっ、皆無事か?」
皆倒れている。死んではいないが。戦えそうにない。
「イリス!ダメだ。」
イリスが単身暗黒竜の前に立ちはだかる。
「私が皆を守ります。天の神よ・・・・・・」
祝詞を唱えだす。これは始め聞くような・・・。
「イリス無茶はよせ!」
祝詞はどんどん大きくなり聖なるオーラが包み込む。この空間全てが釘付けになる。
「イリス?」
「これは召還よ。しかもかなり高位の存在を・・・・・」
「まさか!」
イリスの真上に何者かが出現しようとしている。
陽炎が形を作り、やがて・・・・
その姿が顕わに・・・・・。
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