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ーわぉーん
ヒロとずっと一緒が良い!!!
そう強く思った…瞬間
体が 炎とは違う色に光った
…ぇ? ええええええええええええ!?
いつもよりも視線が高い…ぼく…ぇ、ヒロと同じ形の手…え!?
ゴー
火が!!! 考えてる暇はない ヒロ!!!
ぼくはヒロの部屋の扉を突き破った。
ゴホ ゴホ…ゴホ
ーヒロ! もぉ大丈夫だよ
「助…け、て」
ーぼくがヒロを助けるよ!
「勇…者?」
ぼくはヒロを担いで 火の中を脱出した。
色んな人に見つからない様に
こっそり隣に
あ!あのブスドックだ!
…!?キャイーン キャイーン
いつもぼくを鼻で笑うブルドックが怯えてた。
そりゃ そうだよね! ぼく、今はこいつよりも
大きいし 炎の中からヒロを助けてきたんだから♪
「勇者」
ーヒロ
「お前…」
ヒロがぼくの顔に手をあてた。
「体いかついのに 顔がそのままて」
え……………
隣のベランダのガラスにぼくが映る…。
ーぼく、きもーい!!!!!
「勇者」
ー?
「ありがとう」
ーヒロ!
ヒロは気を失った。
“ありがとう”って言われた…。
ヒロ。それはぼくがずっと言いたかった事だよ…。
そうだ! 今なら!
ーわんわ…(ヒロ)………
元に戻ってるーーーーーーー!!!!!
その後。
ヒロを見つけてもって 病院に行った。
あの火事は 裏のお家からだった。
ケガはしたけど みんな すぐに元気になるって。
ヒロも♪
そして 隣のブスドックは 二度とぼくを鼻で笑わなかった♪
ぼくは ヒロを助ける事が出来る ヨークシャーテリア♪
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