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その社畜、転生します。
...カタカタ
ジャー...
...カチカチ サー...
......
「社長、来週のプロジェクトの件なのですが」
「...ん?嗚呼、狐神君か。
君、隈が酷いことになってるよ?たしか今日で連勤100日だったよね?
いい加減有休とってよ~。
...んであの呪いのプロジェクトにま~た何かあったの?」
「社長、それは貴方もですよ。呪いのプロジェクトとはまさか...?」
「そう、あれのことだよ?」
「そうですか。それでプロジェクトの件ですが、また一人失踪しました。」
「君、呪いについてはつっこまないんだね。いいだしっぺとか、
聞いてくるかとおもってたよ。
...んで、また失踪したのかい?今回で何人目だろうね。
今回は誰が?」
「聞かないのは予想がつくからですよ社長、どうせ近広でしょう。
失踪したのはこれで10人ちょうどですよ。今回は幹部の山下さんです。」
「山下君だったのかい!?どうりで朝から姿がみえないんだね~
...山下君まで失踪したのならばど~しようかねぇ」
「その件に関しましては、私が担当することにいたしました。」
「君がやるのかい?!でも君たしか別のプロジェクトの主任やってたよね?
隈もひどいしこれ以上働いてもらうわけにはいかないよ」
「会社のために働かなければ副社長としての私の存在意義が無くなります。
それにこの件がおわるまでおちおち寝ていられませんよ」
「そこまでなのかい!?
君の存在がなくなったら女性社員が全員ストライキを起こしそうな顔自覚しなよ?!」
「私の顔と女性社員の全員ストライキになんの関係が?」
「やっぱり無自覚なんだねぇ...
ん?狐神君なんか発光してない?」
「...なんか光っていますね。
なんでしょうか?」
「冷静にかえさないでくれないかなぁ!?自分のコトだよ?!
それに聞かれたって僕には分かんないよ!!」
「興味深い現象ですね...
ん?...あっ!」
「ちょっ狐神君?!なっ
...消えたよ。プロジェクトはどうするのぉぉぉ~~~~!!!!
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