川辺の約束
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目を覚ますと、カーテンの開いた窓から夕日が差し込んでいた。よく眠っていたらしい。 熱は下がったようで、体が軽い。念のために体温を測ると、平熱まで下がっていた。 眠っている間、何か長い夢を見ていたような気がしたが、内容はぼんやりとしか思い出せなかった。 けれども、僕は何かすっきりとした気持ちだった。 約束を果たした、という気持ちだけが、しっかりと胸に残っていた。
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