第1章 はじまり

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第1章 はじまり

私は川中愛華。今日から高校生になります!こういう青春は共学が多いですが私は女子高へ通います はてさてどんな子がいるのかな 今日は入学式だから親と行かなきゃなんだよね 実際めんどくさい ちなみに私はもう新しい高校制服を着てるよ。中学の制服は最悪だった謎のものが付いていたりスカートが長すぎたり大変だった。まあスカートに関してはこの制服も長いんだけどね。あとでお母さんにサスペンダー頼も さて、私は用意できてるから暇 「お母さ~ん用意できた?」 「できた よし、行こっか」 やっと出発 家から駅までじみに遠い 電車は結構混んでるし これが満員電車が…辛し やっとのことでもないけど高校に到着 いや~すごいな いや、なにがって正門が みんな写真撮ってるよ 「お母さん…なにこれ」 「これは撮らないとね」 そして順番に並んで撮るとき 「あいちゃん、携帯出てこない」 「頑張って はやくしないと後ろ並んでるよ」 「わかってる あ、やっと出てきた」 カシャッ 「はい、撤収撤収」 クラス表を見るためにクラス表が貼ってあるところへ 5組から見ていって 「あ、あった 2組だ ってか出席番号はやっ」 「あった? ほんとだ3番って 初めてじゃない?」 「はやすぎる 『か』で3番って初めてだよ」 「じゃあいちゃん教室いってらっしゃい お母さんは講堂に行くから」 「はーい」 いざ、教室へ やっぱりみんな初めてだから堅いよね ま、自分もか このあとは普通に講堂で入学式をやって終了…ではなく入学式のあとはホームルームをして解散 だけど親が先生と話してるから外で待機 「ねぇ、あなた何組?」 「え?あ、2組」 「同じクラスだね 私、宮北萌南 よろしくね」 「そうなんだ 私は川中愛華 よろしくね」 「部活とかって決めてる?」 「ううん でも楽そうなのに入れたらいいなって思ってる」 「私も。一緒だね」 ここでお母さんが来た 「じゃあまたね」 「うん、またね」 「ねぇねぇ、お母さん。あの子めっちゃ可愛かったよね!」 「ほんとに。ノーメイクであれでしょ?すごく可愛かった」 「だよね!この学校可愛い子たくさんいる 目の保養だよ~」 しばらく親と萌南の話で盛り上がって帰りました 今日はこの子だけは特別だと思う人とは出会わなかった。いや、正確には出会っていたけれど知り合ってはいない。その子と知り合うのはしばらく先のお話 萌南とは良い友達関係を築けると思う
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