誰だお前は!

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レイアス「みんなもう一息だ!次で決めるぞ!」 シャイニングブレード!蒼竜水翔剣!レシィラフォース!おとなしく調理されなさい! 盗賊団の長を倒した一行。テーブルの上には盗品と思しき品々が並んでいる。 レイアス「よっし。これで動けないだろう。それにしても、女だけの盗賊団だったとは。そんなに強くなかったし。これならロイが動かなくても良かったんじゃないか?」 ロイ「確かに。レイアス達でもこなせる任務だったな。しかし、」 レイアス「盗品もバッチリあるしな!これなんか、」 リーゼ「ダメ!不用意に触っちゃ!」 レイアスはテーブルの上にあった鏡に触れてしまう。 レイアス「へ?うわっ。」 鏡が目を覆うほどの光を発した。 ソフィ「ちょちょちょ!何何!なんなの!?」 ロイ「レイアスー!!」 時間は遡る。 その日、ひとつの依頼が冒険者ギルドに舞い込んだ。 レイアス「盗品の奪還......ですか?」 ガナン「そうだ。イスリーダ帝国から盗み出された宝物が、ここレイグラード近辺に運び込まれたらしい。しかもそれは相当危険な宝物らしい。」 ロイ「そこで俺に白羽の矢がたった。一刻も早く取り戻さなければならない。」 レイアス「ロイが動くってことはほんとにやばいアイテムなんだな。分かったすぐに捜索に行こう!」 レイアス「それで。どうしてソフィとリーゼが居るんだ?」 ソフィ「何?居ちゃいけないの?人手が足りないって聞いたから、来てあげたのに。アタシが強いってところ、この間見せてあげたでしょ。」 リーゼ「私は、盗まれた宝物が神物だと聞いて。もしものために神官が居たほうが良いとガナンさんに言われて来ました。回復は任せてください。」 レイアス「そ、そうか。ごめん。(ガナンさん、他にも人員確保したら言っといてくださいよ!)」 ロイ「この洞窟だ。ここへ盗賊団が入ったのを密偵が確認している。」 レイアス「よし!それじゃあ奪還作戦開始!」 ソフィ「声がでかいのよこの馬鹿っ。」 レイアス「......グスン。」 リーゼ「ふふふ」
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