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小学校5年生くらいの頃だったろうか。
当時ワタシは近所の銭湯に行くのがマイブームで、その日も狭くて古臭い銭湯の洗い場に座っていた。
カエルの名前の入ったタライにお湯を入れていたところ、カラカラとサッシが開いて40~50代くらいの見知らぬおばちゃんが入って来た。
がりがりに痩せた黒髪ショート。その女性には両胸が有りませんでした。
肋骨が浮いた扁平な胸に、ただ薄く皮が乗っていただけと言う状態。
まだ小学校だったワタシは一瞬だけ、間違えて男の人が女湯に入って来たのかと思いました。
乳がんと言う病気がある事、その病気に罹るとおっぱいを切り取らないといけない事…そのくらいの知識は小学生のワタシにもありました。
しかし、実際に胸を無くした人を見たのは初めての経験です。
ワタシだけではありません。
洗い場には一瞬にして、微妙な空気が流れます。
でも見知らぬおばちゃんは入り口で体を流すと、にっこり笑って一直線に湯船に浸かり、事もあろうか湯船の淵に両腕を預けて天井を仰ぐと
「ああぁ~ふー…」気持ち良さそうに呻いております。はーびばのんのん♪
時が経ち、ワタシは中高年になり、ガンになりました。
小学生の時に見た、あの彼女と同じ乳がんです。
このエッセイは、泣いて喚いてやっと術後1年半が経過したワタシあーちゃんのまったり闘病記。
・OK→冷やかし、健康な人及び興味本位の閲覧。
全然OKですヽ(・∀・)♪ どうせホントたいした事書けないと思うので。気楽に覗いて頂ければ。
・NG→可哀想な患者さんの物語を見て家族の絆なんか再確認したい人、及びDISのしつこい人の閲覧。また暗い闘病記がお好みの方。
ご期待に添えず申し訳ありません。他の方のエッセイを当たって下さい。
また筆者のポリシーにより本作についてのDISは本気のガン無視させて頂きますので、予めご了承ください。
以上OKでしたら、是非覗いて見て下さい!
徒然、日々の生活を書いていきたいと思いますヽ(・∀・)♪
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