【2月】生体検査だゴーゴー

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しかしながら、いい歳こいた大人のワタシも、さすがにこの時ばかりはギャン泣きしました。 診療時間外で、本当に良かったと思います。 もし待っている無関係な患者さんが居たら、物凄い不安にさせてしまう所でした。 落ち着くまで処置室から出られず、看護士さんにティッシュを貰い、顔色があまりにも真っ青だったそうで念のため血圧を測って、何とかその日の検査は終了。 他の方の医療エッセイでも見た事がありますが、局所麻酔が足りてない、上手く効かなくて焦るというのは、稀にあるみたいですね。 手術を受けた後にも、ワタシ鎮痛剤の効き目が切れやすいのか、やたら変な時間に薬を追加で貰ってた気がします。 お医者様にも、気の毒な事をしてしまいました。 なんせ数日前に初めて来院した、ほぼ初対面の患者ですからね。 しかも、今まで一度も強い麻酔を打たれた経験が無い訳ですから、麻酔追加するにしても気が抜けません。 とにかく、すったもんだとショックが強かったお陰か、この検査後の数日間はあれほど強かった恐怖とストレスが一瞬吹き飛び、少しの間は落ち着いて生活と仕事をこなす事が出来ました。 検査の結果が出たのは確か、二週間後だったと思います。 ちなみにコレと、術前に麻酔無しで針を刺された(手術前日にリンパをマーキング、色を付ける為に針を刺す。翌日に手術が控えているので、麻酔が使えない)のが痛かったくらいで、後は術中術後を含めて強い痛みはあまり感じずに養生生活が送れました。 尿道カテーテルを抜く時や、ドレナージ管を引き抜く時など、ちょこちょこ苦痛はありましたが。 初めての手術だと不安に感じるとは思いますが、少なくとも痛みに関しては、あまり心配しなくても大丈夫かと思いますよ。
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