あたしガンになった

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どうもその女性、かなり前。
丁度、働き盛りの頃に何かの病気を患ってしまい、病院で手術を受けたそうです。

その女性は結婚していて、当時子供もいたそうで。
まあワタシは結婚してませんが、女性の働き盛りはとにかく忙しい訳ですね。
確か先進国の平均睡眠時間を調査すると、日本の40代女性の睡眠時間が8時間を切っており、忙しい先進国の中でもワースト。
日本の女性は、睡眠時間を削らないと、毎日やっていくのが難しいほど忙しいようですからね。
だって1日は24時間しかありませんから。

そんな忙しい最中に病気を患ってしまった女性。
手術を受けても、体力がいつもと同等に戻るまでには年単位で長い時間が必要です。

しかしながら、まあワタシもガンなんて患う前もそうだったんですが……手術を受けたり、大きな病気の治療を受けたことがない人は、結構分かっていなくって。
入院と言っても骨折程度。
ギブスさえあれば、退院後数ヶ月で体力的には問題なく過ごせると思う方が多いよう。
その女性のダンナさんも、どうやらその類の人だったようです。

手術後、体力的に厳しいので、女性は一時パートを辞めて治療に専念したようなんですが。

「お前は専業主婦になったんだから、家事はいつも以上に完璧にやれ。時間はたくさんあるだろう。
病気を理由に甘えるな」

と何年もの間、ひどい言葉を投げつけられたそう。
経験者なら分かると思いますが、術後の負担は相当に激しいです。
手術直後から、たった30分歩いただけで、ベッドに倒れ込んで肩で息をしないといけない程の、激しい疲労に見舞われます。
動きたくても、全く身体が言うことを聞いてくれません。