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生活保護にまつわるエトセトラ
のっけから、ヒトを不安にさせるサブタイトルかしらね。苦笑。
最近、郵便受けを覗くと市から通知が来ていた。
どうやら生活保護費が改正(改悪?)され、受給額が変更されるようで。
それで通知が送られてきたよう。
ざっくり言うと、子供をお持ちの家庭の受給額が減り、単身者世帯の受給額がupするとのこと。
ちなみにワタシは後者。単身者ですね。
一万円近くが増額になってます。
乳ガンのエッセイで書くのも難ですが、今の日本のシステム上、何かの保護が無いと退院後に生活が立ち行かなくなる可能性がかなり高いです。
そして誰も、好きで病気を患う訳では無いのです。
つまり誰にでも、可能性があると言う事。
病気の発生は、すべからく確率。
決して何かしていれば患わず、逆に悪い行いをしていたから患った訳じゃない。
だって、何か身体に悪い事をした人だけが罹患するなら、その人だけ幾つも大病を患い。
反対に、殆ど病気をした事が無かった人はガンなどの大病を一生患わない事になる。
そうはならないですよね。
かと言って、実際に申請するのは精神的にも処理の多さからくる物理的な面でも、かなりハードルが高いかと思います。
ましてや生活保護に関して、心無い意見や世論が紹介されてしまったり。死なない程度が最低限の保証なんだから、今の受給者は貰い過ぎと叩かれたり。
ワタシも実際に受給していますので、少し知っておいて欲しい事を書いて置こうと思います。
生活保護は、最後のライフラインになります。
食べる物が無いのが、死なない程度では無いです。
経済的な不安から、無理なシフトで身体はボロボロ。通院が出来なくなる。
カードで支払いを済ませて入院し、後から借金返済でそもそも治療費が捻出出来ない。
無理に働かないと、迷惑をかけないようにしないと仕事を維持出来ない。
だから治療を続けられない。
だから再発しても、発見が遅れる。
医師は何故治療拒否するのか分からない。危機感が無いのかと、患者を脅したり叱ったりする。
結果、信頼関係が壊れ、益々病院から足が遠のく。
そうなると、大病を患った人は死ぬしか無くなってしまいます。
人間、健康なら多少食べられなくても死にはしません。
けれど病者は、治療が受けられなければ死にます。
受給者をバッシングする人は、きちんと理解してから言って欲しいと思います。
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