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汗ばんだ身体を密着させ、二人はsexの余韻に浸っていた。
「パパの匂い嗅いだら我慢できなくなっちゃった..」
ジュディスは伏し目がちに話した。
「悪い子だ」
デイビッドは悪戯っぽく笑みを浮かべながら彼女の額の汗を拭った。
「..ママ起きてくるよ」
「そうだな、それじゃあ俺はシャワーを浴びてくるからジュディもちゃんと服を着ておくんだぞ」
ジュディスは小さく頷き、部屋から出て行くデイビッドを眺めていた。
***
「本当に心配掛けちゃったわね、眠ったらすっかり元気になったわ」
夕食の席でケイティはすっかり回復し、食卓はいつもの様に明るさを取り戻していた。
「あまり無理をするなよ」
「ええ、本当にごめんなさいねデイビッド、ジュディ」
「ううん、ママが元気になって良かった」
ジュディスは微笑むとケイティの手を握った。
母親を心配していたのは事実だが、先程までデイビッドと激しく身体を重ねていたのも事実だ。
デイビッドとジュディスはそんな素振りも見せず、ケイティの回復を喜び、淡々と食事をした。
ー次の日ー
午前の講義の後、いつものカフェテリアでウィリアムと落ち合った。
今日は昨日とは打って変わり、外はどんよりと曇り今にも雨が降り出しそうだった。
ウィリアムはホットコーヒーを一口飲むと、
「もうそろそろ大学も夏休みに入るが、ジュディは何か予定でもあるかい?」と問い掛けた。
「うーん今の所は特に..図書館行って勉強かな」
「ふふっ、本当に君は勉強熱心だね。夏休みは好きな時にうちに来るといいよ、図書館代わりにね」
ウィリアムは優しく微笑んだ。
「えっ?!いいの?嬉しいわ」
「夏休みならちょっと長めに泊まりに来るといいよ」
ジュディスは相変わらずウィリアムとデイビッド、二人の男性の愛に彷徨っていた..
勿論ウィリアムはジュディスとデイビッドの事を知らないし、デイビッドもジュディスが大学の教授と付き合っているなんて事も知らなかった。
ジュディスは初めの頃こそウィリアムに罪悪感を抱いたが今ではその罪悪感も薄れ、ウィリアムとデイビッドに愛される事が幸せで、まるで自分が大人の女性になったようなそんな気持ちの方が強かった...
しかし勿論そんな関係はいつまでも長くは続けられる筈もなかった___
ーーー
案の定午後には雨が降り出した。
この季節の雨は雷雨が多い、土砂降りの雨に鳴り響く雷..ジュディスは午後の最後の授業を終えても中々帰れずにいた。
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