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ーーー季節は7月になり、ロサンゼルスの街には陽気な夏の陽射しが降り注いでいた。
学校から帰ったジュディスは誰もいない家のリビングでキャミソール一枚にデニムのハーフパンツの姿でソファーに横になりアイスキャンディーを食べながら参考書を読んでいた。
それはまるで天国だった..帰った時はまるで地獄のような空間だった。
窓を開けても風は入らず、不快なムンムンとした熱気だけが入る..彼女は冷房を入れ、今の天国を手に入れた。
暫くすると母親のケイティが仕事を終え帰宅した。
「ジュディただいま、もう外は暑くてかなわないわ」
ケイティは買い物の紙袋をダイニングのテーブルに置くとふぅと溜め息を吐いた。
ジュディスはダイニングへ移動すると、紙袋の荷物を冷蔵庫に入れる手伝いをした。
「大丈夫?ママ」
「ええ、今日は特に暑くて熱中症で救急患者が沢山運ばれて来たから..」
気丈には振舞っていたが、その表情には疲れの色が伺えた。
「ちょっと休んだら?ママが倒れちゃうよ」
「..そうね、一時間だけ休むからもしパパが帰って来たら心配しないでって伝えてちょうだい」
ジュディスが頷くと、ケイティは二階の寝室へ休みに行った。
ケイティが寝室へ行って暫くするとデイビッドが帰宅した。
ジュディスは彼にケイティの事を話すとおかえりのキスをした。
「..ママ大丈夫かな」
「大丈夫さ、疲れが溜まっているんだ」
汗ばんだワイシャツに顔をくっ付けると汗の匂いと香水の香りが入り交じりまるでフェロモンのようにジュディスを誘っているようだった..
「..ママが体調悪いのに私ったら...」
「どうしたんだい?ジュディ」
デイビッドは彼女の耳元で囁くように問い掛けた。
ジュディスはデイビッドの首に腕を回すとキスをした..自分でも身体が熱くなっているのが分かった。
「..パパ、私」
「ジュディ触ってごらん」
彼はズボン越しから彼女に触らせるとソコはズボンの上からでも分かる位、硬くなっていた。
「私の部屋行こう..」
二人はジュディスの部屋に移動した。
ケイティは恐らく疲れから今はぐっすり眠っているが、この同じ家の中でジュディスとデイビッドは今まさに禁断の行為をしていた...
なるべく音や声を出さないように注意を払ったが暑さのせいなのか彼のフェロモンのせいなのかいつも以上に身体が快感で支配されていた。
ジュディスは何度もオーガズムに達し、終わった頃には熱中症のように、頭がボォ~としていた。
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